いざ、「国宝 土偶展」へ

  • 2010.01.31 Sunday
  • 20:20
201001311232001.jpg
日差しも柔らかな今日日曜、
明日から繰り広げられる激務前のつかの間の休み。
東京国立博物館で開催中の、その名も「国宝 土偶展」に行って来た。

思い起こせば大学1年のとき、土偶研究を志すも
学会での発表を見て、研究の行き詰まり感を感じ、
敢えなく断念しました。
でも、その高い芸術性と表現の斬新さ、豊かな発想力に圧倒され
縄文人の精神に想いを馳せ続けています。

夫も「宇宙人土偶」、いわゆる「遮光器土偶」を見たかったらしく
かなり楽しみに一緒に来てくれました。
(ただし、展示の重文遮光器土偶は、常設展にあるものなのだが
今日まで言い忘れていた)

国宝土偶といえば、長野県茅野市棚畑遺跡出土の、
いわゆる「縄文のビーナス像」が有名ですが
知らない間に、2体が国宝指定されていた。いやあ、勉強不足ですね。

合掌土偶は初めて見ました。そして、山形県の超前衛的な立像土偶も
これまた洗練されたシャープな土偶で、その感性に驚くばかり。

とにかく、今までさまざまなところで土偶を見てきましたが
一堂にこれだけの有名土偶が勢ぞろいするのは
今回が最初で最後でしょう。

みみずく、ハート形、仮面、板状、ネコ土偶(これは勝手に私が言っている)などなど
その表現の多様性は、「土偶」という一言に集約できないくらいの
幅広さをもって、私にせまって来ました。

そして、15年ぶりくらいの再会に驚いたのは
千葉県成田市出土の「人頭形土製品」。
これは大学生の時に出土して新聞報道され、
その「土偶」とは明らかに違う異質さに驚き、
(報道では「デスマスク」といわれたくらい、人の顔をリアルに表現している)
即座に現地に飛んで、特別に見せてもらったものです。

土偶の意義についての研究は、まだまだ私が大学生であった頃と同じように、
進み様がないみたいですが、その魅力は尽きないのですね。
そう思えるほど、たくさんの人が熱心に見学していました!

大英博物館からの凱旋展示ですが、日本の歴史の面白さを
イギリス人も感じてくれたはず!と、思わずにはいられません。

そうそう、当然最後のお楽しみは「グッズ」。
最近は特別展に行くたびにクリアファイルを購入してしまうのだが
今回はそれにプラス、ビーナス像のピンバッジと根付を購入。
ピンバッジはこれ↓。


さっそく明日スーツ出勤なので、付けてみようと考え中↓。

誰か気づいてくれるかな?結構精巧なつくりなのよ、これが。
セコかったら買わない派だからね。

黒曜石ご購入

  • 2006.12.27 Wednesday
  • 11:15
年も暮れてまいりましたが、みなさんいかがですか??

今年も「米飛!」をご覧頂き、ありがとうございます。
是非是非コメントを寄せてくださいね。参考に致しますので。

今年の「買い納め」は「白滝産 黒曜石」です。
私の恩師からの注文があったため、検索したところ、
500g超で3150円で売っている、ある楽天内ショップもありましたが
そのようなぼったくり高い値段を出さなくても購入できる、
良心的なところを発見しました。↓
ここです(サイト名がなんだかわからんので、ここクリックしてください)

なんと、1キロ500円ですよ!!
10キロ以上でよろしく、というところが一瞬躊躇するところですが
気にしない気にしない、10キロ買ってしまえばよいのです。
しかも、3キロを1個、1キロを2個など、分割してもらうこともOK。

いやあ、とどきましたよ。速攻で。メール注文してからわずか3日。
家にあるので、写真は後日。送料は着払いなので、1800円くらいでしたかな?
石の割り方、石鏃の作り方なども添付していただきました。

今年もよく買ったね。寒心するよ(間違えた、「感心」だった…)
皆さんも良いお年を。といって、明日また書いたらごめんなさい。

ついに「骨角器」に着手か?

  • 2006.08.14 Monday
  • 20:32
いやあ、ようやく昨日から休みになりました。

同僚では連続20日〜30日の休みを取る不届き者もおりますが
第一あんたらそんなに「リフレッシュ休暇」とるほど仕事しとらんじゃろ!
とつっこみたくもなるも、そういうストレス元に出会わなくてよいこの季節の職場は
なかなか快適でもあります。

昨日は一日家事でつぶれました。
そして今日は、前日の疲れでつぶれました。
…、いかん、これでは。わずか4日間の休暇が終わってしまう(泣)。

そこで、放置していた暖めていた夏休みの宿題
題して「骨角器をつくろう!」を実行しようとしてます。
生まれついての不器用な私ができるでしょうか????
乞うご期待!!

縄文クッキーだよ!

  • 2005.10.04 Tuesday
  • 09:59
昨日、東京都埋蔵文化財センターにお勤めの方から、おもしろいものを頂戴しました。
それがこれ。一見ハンバーグのような、ただの泥団子のような…。
そう、これが「縄文クッキー(復元)」なのだそうだ

ハンバーグの様だ

レシピも頂戴しました。ここに一挙大公開!

《材料…約30個分》
 まてばしい(殻を取り除いたもの)200g 
 山芋(すり下ろし)       80g程度
 ウズラの卵           8個
 ハチミツ            小さじ4杯 
 塩               少々
 水               適量(10〜20cc)
 鬼くるみ            30〜40g

《作り方》
 ,泙討个靴い亮造鱶Г任董殻・渋皮を取り除いてすりつぶす
   ←縄文式にこだわって、「石皿」「すり石」を使用するとなおよろし! 
 △垢蟆爾蹐靴浸外髻▲Ε坤蕕陵顱▲魯船潺帖塩、ローストしたクルミを混ぜる
 9鼎い茲Δ任△辰燭蕁⊃紊鮠しづつ加える
 ぃ械宛弔曚匹吠けて、丸めて、さらに平らにする。
 ゥーブンで焼く(約170度くらいかな??)
   ←縄文式にこだわって、焼けた平らな石に並べて焼くとさらによろし!  

こんなご丁寧なレシピと、さらにおまけまでありました。
それは、大量のまてばしいとおにくるみ…。
やっぱり自分でつくりなさい、ということかしらん??

がんばって石皿でつぶすか

縄文のビーナス

  • 2004.09.16 Thursday
  • 19:40
日本最古の国宝だよ
 国宝っていうと、なんだかすごい仏像やら絵画やらを想像するけど
これも国宝です。もちろん本物ではないけどね。
3年くらい前に、東京国立博物館で「国宝展」見に行ったとき
この棚畑遺跡出土の「縄文ビーナス土偶」は、他の巨大な仏像や絵画をも凌駕する
ものすごい存在感を放っていました。

このレプリカ、長野の尖石縄文考古館で4500円くらいで購入。
よくできているけど寝かせておいたら、出したとき首がとれた・・・
中までよく焼けていない生焼けじょうたいだったんです、ショック・・・

土器煮炊き実験

  • 2004.09.12 Sunday
  • 16:09
燃えています。煮ています
燃え盛る炎。その炎に耐える土器!!


う〜ん、超かっこいい!!
作った土器に水とあさり入れて薪くべて煮てみました。
最初はどうなってしまうんだろう、ってはらはらしたけれど
計5回目の今回も大成功!無事に美味なるアサリ汁完成!

土器作り奮闘記-その5・完成!

  • 2004.08.20 Friday
  • 16:18
焼きあがったよ
 

炎に包まれること約30分。
灰のなかから現れた土器は、見事に赤く焼きあがっていました。

縄文土器は黒褐色
と歴史の授業で習った人も多いでしょうが
焼き上がりは、いわゆる「ふっきれた」状態なので黒くないのです。
黒いのはその後火にかけてすすが付着するから。知っていました?

ついに完成!
ついに完成しました!うれしい!

道のりはながかった、しかも暑かった。それでも完成したものを見ると嬉しいね。

その後この土器は、ガスコンロ・炉にくべられ
アサリ汁・粥炊きにフル活用されている。6回くらいやったけどびくともしないよ!

土器作り奮闘記-その4・野焼き

  • 2004.08.20 Friday
  • 15:34
中3週弱の日陰での乾燥工程を経て、
ついにきましたクライマックスの「野焼き」
5月末、めちゃめちゃ暑い日でした。

乾かすのが大切まずは火の周りにならべ、乾燥させる
これ、すっごく大事。いきなり火の中に放り込んだりすると急激な温度変化で粘土中の水分が膨張して割れてしまう。でも、こうやって行儀よく並んでると、なんだか可愛らしいね。




お尻も乾かして
お尻も乾かさないといけません。お仕置きみたいだ。
ちなみにこれは私の土器ちゃん。






燃える燃えるついに大ファイヤー!!
十分乾燥したところで、おき火になった床にならべられ、
薪を積んだら一気にあおぐあおぐ。すると、あっという間に大きな炎に包まれる。
「私の土器が〜!助けて〜!」

土器作り奮闘記-その3・粘土から土器へ

  • 2004.08.17 Tuesday
  • 16:06
「縄文土器は輪積みで作られた」

ということを知識として知っているひとはそれなりにいると思います。
ただ、輪積みは、細ーい粘土紐をぐるぐると積み上げるもの、
という解釈が一般的ではないでしょうか。

しかし、実際には1〜2cm幅の「粘土板」を「一段づつ」積み上げて
いくことが多いようです。
一段一段積むごとに、その継ぎ目が割れないように、きっちりぴっちり
跡をつぶしていかなければなりません。

こうして形をつくったのが1日目。
2日目はその形に文様をつけていきます。

粘土玉をつけ、それを渦巻きに加工すること、
胴部に縄文を押し付けること、
沈線をつけること、
それらすべてが、私の大学時代を思い出します。
「ああ、毎日こんなものに囲まれていたなあ」
一人、カコに耽っていました。

そうそう、私の目の前で作業していたおっさんは笑わしてくれた。
胴部をつくるのに苦慮して一言。
「なんでろくろがないんだ。ろくろがあれば楽なのに」
(おいおい、縄文時代にろくろはねーよ。)

丁寧に指導してくれる職員に感心して一言。
「ここの職員はみな上手だね。みんな陶芸教室出身かい?」
それに対する職員、怒りの一言。
「陶芸ではありません!!!考古学です!!!」

・・・。職員が冒頭しつこく「陶芸教室ではない」と言ったのは
どうやってもこんなとんちんかんおやじがいるからか、と一人納得。


土器作り奮闘記-その2・作成導入

  • 2004.08.17 Tuesday
  • 15:36
土器作りに没頭するわたくし
 計3日の行程の内、2日間は粘土から土器の形をつくりました。
ここではオリジナルのものをつくるのではなく
出土した土器6点のうちからすきなものを手本として選び
その技法と形態を忠実に再現する、という方法で土器作りをしました。

まずは注意事項が申し渡されます。
そこでしつこく言われたのが
「ここは陶芸教室ではありません!土器を当時の手法を用いて再現することで
土器がどのように作られたのかを考えることも重要なのです!
陶芸教室ではないので、勝手なものを作らないでください!」


力説する調査員。なぜそこまで力説するのか?

一抹の素朴な疑問を抱きつつ、私が選んだのは
キャリパー型と、口縁部の渦巻き模様がまさに典型的な様相を示す
「加曾利E式縄文土器」縄文時代中期の土器です。一般的に中期の土器は
いわゆる火焔土器(馬高式)や加曾利E、勝坂、曾利に代表されるように
模様が非常に豪華で興味を引くらしく、今回はすべて中期の土器でした。

同じ土器を選んだ人は他4名。
明らかに「陶芸が趣味です!!」という雰囲気の人が1名。
土のいじり方が違います。すばやい、手早い。
無駄な動きがありません。
それにくらべ、私は久々の粘土の感触に
「わー、楽しいー。気持ちいいー。」といじる間に
周囲はすでに作業に取り掛かっていました。


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